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レーザー加工ってどんな加工?レーザー加工との相性がいい生地も紹介

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/21

レーザー

レーザー加工することで、これまで以上にファッションの幅が広がります。刃物で加工するよりも効率的に取り組めるので便利ですが、適していない生地や布地もあるので確認しておきましょう。今回は、レーザー加工について解説。これからレーザー加工で衣服のデザインや彫刻をしたいと考えている人は、今後の参考にしてください。

レーザー加工とはどんな加工なのか

レーザー加工は、さまざまな加工が可能です。ほつれや変色を活かしたデザインもおすすめします。

カット・裁断・穴あけ

レーザー加工は、生地を自分の理想どおりの形状にできます。たとえば、カット、裁断、穴あけなどです。また、厚みのある生地や布地にも対応したいときは、レーザーを上手に調整することで可能になります。

彫刻およびマーキング

レーザー加工は、布地の表面にオシャレな模様を入れられます。たとえば、ロゴマーク、グラフィック、写真などです。オリジナルTシャツを作成したいときにおすすめ。また、デニム生地にダメージ加工もできるので、幅広い加工が可能といえるでしょう。

ほつれや変色を少なくできる

レーザーを当てて加工するので、多少のダメージが生まれるときがあります。たとえば、切断面が茶色に変色する、生地がほつれるなどです。

しかし、一見するとデメリットととらえられるものを上手に活用することで、あえて茶色に変色した切断面を活かしたり、生地のほつれを強調したりすることも可能。そして、レーザーを上手に調整すれば、ほつれや変色を少なくできます。

どうしても変色やほつれが気になる人は、生地や布地の選択を見直してみましょう。

レーザーで加工するメリットとは

こちらでは、レーザー加工のメリットを3つ紹介します。ほつれが生じにくくなるので、長い期間衣服を楽しめるでしょう。

裁断しても断面がほつれない

糸にほつれがあると、その部分が何かの拍子で引っ張られることがあります。また、糸を切断する手間もかかるでしょう。しかし、レーザーで加工すると、糸を切断する手間がかかりません。端末を気にせずファッションを楽しめるので、いつまでも仕上がりがよい状態のまま衣服を着用できます。

複雑でセンスが求められるデザインが作れる

レーザー加工は、これまでよりもファッションの幅が広がるのが特徴です。とても細かくて複雑なデザインの加工もできるので、商品開発の幅が広がり、顧客の細かいニーズにも応えられるようになります。

難しい内角の加工や細い線の加工もできるようになるので、ファッションに今まで以上に興味を持ってもらえるようになるでしょう。

材料の固定が不要

材料を手で固定しなくても加工できるメリットがあります。刃物を使用した加工では、材料が動かないように手で固定する必要がありました。これまでのように材料に接触しなくても加工できるので、準備時間の短縮だけではなく効率よく加工できるようになります。

レーザー加工が可能な生地・布地の種類について

レーザー加工を利用すれば、これまでよりもファッションを楽しめるようになっています。デザインや模様にこだわりたい人におすすめです。しかし、生地によっては上手くいかないことも。こちらでは、レーザー加工と相性のいい生地について紹介します。

天然繊維

天然繊維の生地は、カット加工と彫刻加工の両方が可能です。ただし、レーザーを当てた部分が茶色に変色することがあります。そのようなデメリットを解消する方法はパワーの調整です。完全に変色を防止できなくても、変色を抑えられるようになっているので試してください。

また、変色する特徴を活用することも可能です。たとえば、模様やデザインを彫刻するときに自分らしさを発揮できるようになります。コットン、シルク、皮革などが代表例です。ジーンズなどで有名なデニムもこちらに該当します。

合成繊維

合成繊維の生地は、レーザー加工と相性がよいです。布地のほつれが生まれにくくなっているので、長く衣服を着用できます。熱にも強いので色褪せしにくく、デザインや模様が変色することなくそのままの形を残せるでしょう。ポリウレタン、ポリエステル、フリース系の生地などが代表例です。

レーザー加工を行う際の注意点

すべての生地や布地がレーザー加工できるわけではありません。有害なガスが発生することもあるので充分に気を付けてください。

パワーの調整を適切に行う

レーザー加工は、刃物で加工するときのように手で材料を固定する必要がなく手軽に加工できますが、パワーの調整を怠らないようにしましょう。変色や生地のほつれが生まれやすくなるからです。また、熱を与えながら加工するので、加工中は充分に気を付けてください。

レーザー加工できない生地や布地がある

塩化ビニールを含む生地や布地はレーザー加工に適していません。有害なガスが発生するので、表示ラベルなどを確認しましょう。そのような素材はインターネットなどで調べられます。

まとめ

ファッションの幅が広がることで、これまで以上にレーザー加工に注目が集まるようになるでしょう。レーザー加工に適している天然繊維や合成繊維を活用して、細かくて難しいデザインや模様などに挑戦できます。

ただし、すべての生地や布地に適しているわけではありません。有害なガスが発生する塩化ビニール含むものは避けましょう。そのほかにもレーザー加工するときは、パワーの調整を適切に行うことが求められているので注意してください。

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