いかがでしたか。気になるオリジナルアパレル制作会社は見つかりましたか?
ここからは、オリジナルアパレルの制作や販売を行うためのブランドの立ち上げ方や、制作から販売までの流れなどをご紹介します。いざ実際に挑戦するというときに困ってしまわないよう、どういったことが必要で、どのような流れになるのかを把握しておきましょう。
ネットでアパレル製品を売り出すのは需要があるのか?アンケートで大調査!
自分のブランドを立ち上げたいけど、自分のアイデアをどこで商品化をしたらいいのかと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。アパレルブランドは思い立てば立ち上げることは可能ですが、商品を流通させる方法は迷ってしまうことでしょう。
インターネットが主流になってきてからはアパレル製品の販路は店舗からネットショップまでさまざまです。
では、そもそもの話、ネットでアパレル製品を取り扱うこと自体は需要があるのでしょうか。また、個人が簡単にアパレル製品を作れるものなのでしょうか。
今回はアパレル製品に興味を持っている人を対象に、ネットでアパレル製品を購入したことがあるかどうかのアンケートを実施してみました。その結果は以下の円グラフをご覧ください。
アンケートは、はいと答えた人が46%。いいえと答えた人は54%という結果になりました。
割合的にはわずかではあるものの、いいえと答えた人の割合が多いです。服となると、個人によってサイズが違います。実際に着てみないと自分に合ったサイズやデザイン、色味なのかなどが判断しにくいため、なかなかネットショップで買えないという声もあるようです。
半数には届かなかったものの、半数近い人が「はい」と答えた結果も残っています。新型コロナウイルス感染症も流行し、買い物は自宅で済ませることが多くなったことから、アパレル製品のネット購入の需要も増えています。そのため近年では、ネットで製品制作・販売をおこなう手段を取るブランドも多くなっています。
オンラインショップはインターネットが主流の社会の中では、需要もあるので、一概にオンラインショップを使った販路をばかにはできません。また、インターネットを通じての販売は1から10までネットで済ませられることもあるので、人件費等を考えるとなかなか魅力的な方法といえますね。
次はそんなオンラインで作ったオリジナルのアパレル製品の販売方法について解説していきます。
オリジナルブランドを立ち上げるのに必ずしも資格や経験は必要ではない
オリジナルブランドを立ち上げる上で、資格や経験が必要ではないかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、とくに資格や経験がなくてもブランドを立ち上げること自体は可能です。
なぜなら、外部の力を借りることでブランドを立ち上げることができるからです。オリジナルのアパレル商品を作りたいと思ったとき、アイデアさえあれば外部サービスを使って実現することができます。また、インターネット上の仕入れサービスや海外輸入代行サービスを利用するのもおすすめです。
もちろん、知識やノウハウがあれば、バックグラウンドを活かして最適な仕入れ先や工場などを活用することができます。経験や知識があることが有利に働くということは間違いありませんが、なくても問題なく立ち上げることができます。
アパレルブランドを成功させるために大切なことは、ブランドのアイデンティティーやストーリーを多くの人に伝えることです。多くの人の目に留まれば、その分購入してもらえる可能性が高まります。
近年は、インフルエンサーをはじめとして、業界未経験の方がブランドを立ち上げるケースも少なくありません。SNSの力を活かすことで、どんな方でも自身のブランドを発信することができます。
オリジナルブランド立ち上げ時にあると有利な知識・経験
アパレルブランドを立ち上げる上で、あると有利な知識・経験を紹介します。
アパレル業界に関する知識・経験
アパレル業界に関する知識や経験を持つ方は、オリジナルブランを立ち上げる際にも有利に働きます。たとえば、販売員としての経験を持つ方は、ショップ運営の流れや業務内容、顧客のニーズを把握しやすいでしょう。
また、前職で培ったネットワークを活かして、ブランドのデザインや制作などの場面で協力してもらうことができます。
ファッションに関する知識
ファッションに関する基本的な知識は、服飾専門学校で学ぶことができます。服飾専門学校では、パターン制作や縫製の技術を習得できます。
また、ファッション関連の資格取得をサポートしているため、ブランド立ち上げの際に役に立つことでしょう。先輩や卒業生の中にアパレルブランを手掛けている方がいる場合、話を聞いて参考にできる点も魅力的です。
ブランド経営の知識・経験
アパレルブランドを成功させるためには、ファッションに関する知識だけでなく、経営の知識が求められます。とくに、ネットショップで販売する場合、実店舗よりも集客に力を入れる必要があります。
他分野でネットショップの運営やSNSを運営した経歴を持つ方は、アパレルブランド立ち上げの際にもノウハウを活かせることでしょう。これらの知識は独学でも身につけることができますが、セミナーやスクールで学ぶことで、より深い情報を得られます。
オリジナルブランドの立ち上げ方法
オリジナルブランドを立ち上げるためには、どのようなことが必要となるのでしょうか。ブランドの立ち上げ方法について見ていきましょう。
ブランドネームを考える
自分だけのオリジナルブランドを立ち上げるためには、まずブランドネームを考えなければいけません。ブランドネームを考える際に大切なのは、既に商標登録されているものと被っていないか、コンセプトが伝わりやすいものになっているか、という点です。
万が一商標登録が既にされているものをブランドネームにしてしまった場合、たとえ本当にそうだったとしても「知らなかった」では済まされず、大きなトラブルに発展してしまう危険性があります。また、ブランドネームはいわばそのブランドの顔ともいえる部分なので、しっかりとコンセプトが伝わるものにしておかないと、プロモーションが上手くいかなくなってしまう場合もあるでしょう。
ロゴの考案
ロゴもブランドを立ち上げる際にはとても重要になってくるポイントの一つです。ブランドネームと同じく、なるべくコンセプトが伝わりやすいようなロゴにしておくことをおすすめします。
タグを作る
アパレルアイテムを販売する場合は、内側に付けるタグも作る必要があります。アパレルアイテムのタグと聞くと、洗濯表示のものを思い浮かべる人は多いと思いますが、タグの種類はほかにもいろいろあります。
具体的には、ブランド名やロゴが縫い付けられたタグや、商品のサイズを記載したタグなどです。そういったタグを用意せずには販売できないので、タグやラベルなどの製造を専門に行っている業者へ依頼し、きちんと準備しておくようにしましょう。
名刺の用意
実際に店舗を構えたり、会社を興したりするのとは少し違うとはいえ、ビジネスである以上アパレルブランドを立ち上げる際にも自分の名刺を用意しておくのがおすすめです。後々、事業として規模が大きくならないとも限らないので、立ち上げの段階で用意しておいて損はないでしょう。
グッズを作成する
ブランドネームやロゴなどだけを考えてもブランドを立ち上げることはできません。そのままでは、まだ建物だけ完成していて売り物の存在しないお店のような状態です。
そのため、販売するためのグッズの作成が必要となります。人によってはそれがなによりも大変なことに思えるかもしれませんが、イラスト一枚さえあればグッズ作成ができるサービスが存在するので、それほどハードルは高くありません。
プロモーションを行う
ネームやロゴ、グッズなどの準備がすべて完了したからといって、いきなり商品がどんどん売れていくというようなことは非常に稀です。準備が整ったらSNSなどを活用してプロモーションを行い、ブランドの知名度を高めていくということもオリジナルアイテムの販売には欠かせない作業となります。
以上のようなことが、オリジナルアパレルブランドの立ち上げに最低限必要となるものとなっています。この後も「制作」や「販売」に着目して紹介していくので、見逃さずに確認してみてください。
- コンセプトが伝わるネームやロゴを考える
- タグや名刺を用意する
- グッズの制作を行う
- 準備が整い次第、積極的にプロモーションを行うことも大切
オリジナルブランド立ち上げ時の出店先
オリジナルブランドを立ち上げたとして、制作した商品はどこで販売すればよいのでしょうか。ここでは、オリジナルブランドの出店先にはどのような種類があり、どの種類がおすすめなのかを紹介します。
ネットショップ
オリジナルブランドの出店先として非常に人気が高いのが「ネットショップ」です。ネットショップは、おもに個人による独自ショップのことを表します。
ネットショップの場合、あまり制約がないので、自由に販売を行うことができます。細かいルールに縛られることなく販売を行いたいのであれば、ネットショップという選択肢を選ぶのが一番だといえるでしょう。
ただし、集客という面では少し苦戦しやすい傾向があるため注意しなければいけません。とはいえ、近年ではSNSなどを活用することでネットショップであっても集客しやすい環境になっています。
ショッピングモール
ネットショップとは別の選択肢として、「ショッピングモール」があります。ここでいうショッピングモールというのは、デパートのような場所ではなく、大手ECサイトのことです。
ショッピングモールは知名度があるため、集客という面ではネットショップに勝っています。はじめからそれなりに売り上げが出るということが期待できると見てよいでしょう。
ただし、ショッピングモールはネットショップと比べてかなりたくさんの制約がある場合がほとんどです。また、売り上げの何割かが取られてしまう場合も多いため、ネットショップよりも収入が少なくなってしまいかねないということにも気を付ける必要があります。
おすすめはネットショップ!
それぞれによい部分とそうでない部分がありますが、総合的に判断すると、ショッピングモールとネットショップのうち、おすすめなのはネットショップです。自由度の高さというのはとても魅力的だといわざるを得ません。
また、収入の面でもネットショップはショッピングモールよりも優れている傾向があるので、その点もおすすめできる理由となっています。やはり、販売を行うからにはできるだけ多く収入を得たいですよね。
加えて、ネットショップは立ち上げをすぐに行えるということも魅力となっています。ショッピングモールの場合、立ち上げまでには少し時間がかかってしまうことが多いですが、ネットショップなら立ち上げたいと思ったタイミングですぐに立ち上げることが可能です。
思い立って行動をしたとしても、実際に立ち上げられるまでに時間がかかってしまうとなると、やる気が削がれてしまいますよね。ショッピングモールの場合はそうした事態に陥ってしまう可能性がありますが、ネットショップならその心配もないので、そういった部分を踏まえて考えてみても、やはりネットショップはおすすめだといえるでしょう。
- ネットショップは自由度が高い
- ショッピングモールは集客という点が優れているが、収入と自由度の面に難がある
- 総合的に見てみると、ネットショップのほうがおすすめ
オリジナルブランドを始めるのにおすすめのグッズや制作費用
オリジナルブランドを始めるために、このようなグッズを作りたいというイメージは既にあるでしょうか。きっちりイメージが固まっているのであればよいですが、そうではない場合は、こちらでおすすめのグッズを紹介するので参考にしてみてください。
どのくらいの費用がかかるのかというのもあわせて紹介するので、作りたいグッズのイメージをしっかり持っているという人も、ぜひ確認してみてくださいね。
Tシャツ
オリジナルアパレルアイテムの販売を行っている人の間で人気が高いのはTシャツです。ちょっとしたイラストや写真があればすぐに作れる、非常に手軽なアイテムとなっています。
Tシャツの制作費用はおよそ1,000円~です。費用相場がとても安いという部分も人気の理由だと見てよいでしょう。
トートバッグ
トートバッグも多くのオリジナルブランドが販売を行っています。日常的に使うことができるアイテムなので需要がとても高いという部分が、たくさんの人を惹きつけているのでしょう。
トートバックの制作費用も約1,000円~です。Tシャツと変わらない費用相場であるという点も大きな魅力となっているようです。
マグカップ
マグカップを自分のオリジナルブランドで販売しているという人もかなりたくさん存在します。Tシャツなどとは少しタイプが違うものの、普段使いができるという点は共通しているので、制作・販売する人が多いアイテムになっているようです。
マグカップの制作費用は約1,500円~です。Tシャツやトートバッグと比べるとほんの少しだけ費用相場は高いですが、コストが低いことに変わりはないので、とてもおすすめのアイテムだといえるでしょう。
缶バッジ
缶バッジも制作しやすいアイテムなので、多くの人がオリジナルのものを販売しています。バッグや服のアクセントとして活用できるうえ、安価だということもあり、おすすめのアイテムの一つです。
缶バッジの制作費用は約500円~です。制作にかかる費用も非常に安いため、Tシャツなどをメインにしつつ、その他のラインナップとして用意してみてはいかがでしょうか。
キーホルダー
キーホルダーもかなり手軽に制作・販売できるので、ラインナップの一つとして用意しておくことをおすすめします。使い道が多いため、売り上げもある程度期待できるでしょう。
キーホルダーの制作費用は約500円~というのが相場です。缶バッジとあわせてオリジナルの小物として販売することをぜひ検討してみてください。
スマホケース
アパレルブランドはオリジナルのスマホケースを販売していることも多いですが、スマホケースも簡単に制作できるアイテムなので、ブランドを始める際には制作を考えてみるとよいでしょう。スマホケースにこだわりを持っている人は少なくないため、センスのあるアイテムを作ることができれば、売り上げアップにつながることが見込めます。
スマホケースの制作費用相場は約1,500円~です。他の小物と比べると少し割高にはなりますが、挑戦する価値は大いにあります。
- Tシャツはブランド立ち上げの際にぜひ用意しておきたいアイテム
- トートバッグも手軽に制作できるのでおすすめ
- マグカップや缶バッジ、キーホルダーやスマホケースといった小物類も揃えておくとよい
オリジナルアパレルグッズ制作~販売までの流れ
オリジナルのアパレルグッズを制作したとして、どのような流れで販売していけばよいのかというのも知っておかないと、スムーズに販売に移ることができなくなってしまいます。ここでは制作から販売までの一通りの流れを確認しておきましょう。
制作~ブランド立ち上げまで
販売を始めるにあたって、まず商品の準備が必要となります。売ることのできる商品がなければ販売は行えないので、当然といえば当然ですね。
その後は、ブランドの立ち上げを行わなければいけません。ブランドの立ち上げ方法については一つ目の見出しで紹介しています。
ブランドを立ち上げる際は、誰でも簡単にネットショップを開くことができるサービスを利用するのがおすすめです。近年ではそうしたサービスが非常にたくさん存在するので、そのなかから自分の目的に合っていると思えるものを選びましょう。
当サイトでは誰でも簡単にネットショップを開くことができるサービスをランキング形式で紹介しているため、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
販売開始~発送まで
商品を用意してブランドの立ち上げまで完了したら、販売を始めることができます。効果的にプロモーションを行うことができれば、すぐに注文が入るでしょう。
注文が入ったら発送を行わなければいけません。そのため、送料がどのくらいかかるのかというのをあらかじめ把握しておき、その金額を含めたものを商品の値段として設定しておくことがとても大切です。
趣味の延長のような感覚でグッズを作って販売することを楽しみたいというのなら構いませんが、そうではなくきちんと利益を出したいと考えているのだとしたら、利益がどのくらいになるのかを計算して料金設定を行うことを徹底する必要があります。そうしないと、商品が売れるごとに赤字が膨らんでいくということにもなってしまいかねません。
ちなみに、商品の発送は自分でその都度手続きをしなければいけない場合もありますが、サービスによっては発送を代行してもらえる場合もあります。注文が入るごとに発送手続きをするというのはなかなか大変なので、できるだけ代行してもらえるサービスを選ぶのがおすすめです。
グッズを販売する際の注意点
グッズを販売する際は、なるべく受注生産という形を採るようにしましょう。在庫を大量に用意して注文を受け付けるというやり方にしてしまうと、想定より注文が少なかった場合にかなり損をすることになってしまいます。
オリジナルグッズの販売が行えるサービスのなかには受注生産が基本となっているものがあるので、そういったサービスを選んでおくと安心です。
大量に用意したものを想定通り売り切れる確信が持てるようになるまでは、在庫をたくさん用意しておくという方法は選ばないのが賢明だといえるでしょう。
- まずはグッズを用意し、その後ブランドの立ち上げを行う必要がある
- ブランドの立ち上げまで完了したら、販売を開始し、注文に応じて発送しなければいけない
- 発送はサービスによっては代行してもらえる
- なるべく在庫を持つのではなく受注生産という形を採るとよい
オリジナルアパレルグッズを販売するときの注意点や確認事項
オリジナルアパレルグッズを販売するときには、注意しなければならない点やあらかじめ確認しておくべき事項が3つあります。
ここでは、それぞれの注意点や確認事項ついて、詳しく解説していきましょう。
著作権や肖像権などの権利を侵害しない
オリジナルアパレルグッズを販売するときには、著作権や肖像権などの権利を侵害しないことが大切です。「著作権」とは「著作物を創作した者(著作者)に与えられる、自分が創作した著作物を無断でコピーされたり、インターネットで利用されない権利」のことです。
たとえば、オリジナルTシャツを制作するとき、漫画やアニメのキャラクターを勝手に利用すると、著作権法にて罰せられる可能性があります。
また「肖像権」とは、私たち全員がもつ大切な権利のひとつで「勝手に写真に撮(と)られたり、撮られた写真を勝手に公開されない権利」のことです。つまり、勝手に撮影した写真を使用して、本人の許可を取らずにオリジナルグッズとして販売すると、肖像権の侵害として訴えられる場合もあります。
写真やキャラクターなどを使って、オリジナルアパレルグッズを制作する場合には、必ず著作権や肖像権を確認し、必要であれば許可を取るようにしましょう。
利益率を考えて、価格を検討する
オリジナルアパレルグッズを販売するときには、必ず利益率を考えて、価格設定をするようにしましょう。
販売を開始しても、価格設定を間違ってしまうと、赤字経営におちいってしまい、継続が難しくなってしまうケースもあります。
価格設定をするときには、販売に使用するサービスの手数料や月額使用料なども、事前に確認することが大切です。サービスによっては、月額使用料は安くても、手数料が他社よりも高く設定されている場合などもあるからです。
つまり、オリジナルアパレルグッズの必要経費は、制作費や人件費だけで構成されているのではありません。
サービスの月額使用料や販売後に支払う手数料など、かかる費用をすべて考慮に入れたうえで、利益率を計算し、価格設定を行うことが大切なのです。
入稿するデザインプリントの画像の設定を確認する
自分でオリジナルデザインを作成し、グッズ製作する場合に、使用するサービスに入稿する画像の設定には注意が必要です。
使用するサービスによっては.aiや.pdfといった入稿できるファイル形式が決められている場合や、CMYKなどのカラーモード、解像度なども確認していないと、納品物が想像していた仕上がりにならない場合もあります。
使用するサービスをよく理解し、事前によく確認してから画像を作成・入稿するようにしましょう。
- 著作権や肖像権などの権利を侵害しない
- 利益率を考えて、価格を検討する
- 入稿するデザインプリントの画像の設定を確認する
オリジナルアパレルグッズ制作・販売業者の選び方
オリジナルアパレルグッズの制作や販売ができる業者は、探してみると分かりますが、かなりたくさん存在します。そのなかからどうやって一つの業者を選び出せばよいのか、ポイントを見ていきましょう。
グッズの品質で選ぶ
業者によって出来上がるグッズの品質は違うので、選ぶ際はぜひ品質という部分に注目してみてください。可能な限り高品質なグッズを提供したいというように品質に対するこだわりが強い人は特に、品質面にしっかり着目しておくとよいでしょう。
実際に作ってみなければ品質の本当のところはなかなか分かりませんが、事前に確認する方法がないわけではありません。たとえばTシャツなら、ボディへのプリント方法がどのようになっているのかをチェックしておけば、どの程度の品質のものが出来上がるのかはなんとなく分かります。
また、ボディにどのような素材が使われているのかという情報も、出来上がりをイメージするために役立ちます。細かく仕様をチェックすればするほど、品質についてイメージできるようになるでしょう。
費用で比べる
サービスの利用にどのくらいの費用がかかるのかというのも業者によって違いの表れやすい点なので、費用面で比べるというのもよい方法だといえるでしょう。業者によってアイテムひとつひとつの制作費用は違っているため、どの業者を選ぶのかで、将来的な利益の額も大きく変わってきます。
また、会員登録が必要なサービスを提供している業者の場合、会費がかかるかどうかという部分も見ておく必要があります。ほとんどのサービスでは会費が無料になっていますが、そうではないケースもないとは限りません。
納期もチェックしておきたい
業者ごとに納期も異なっているため、納期がどのような設定になっているのかという部分もチェックしておきたいところです。より多くの人にブランドのファンになってもらうためには、あまり余裕のあり過ぎる納期設定になっていない業者を選んだほうがよいでしょう。
購入する側からすれば、やはり注文してから早く届くブランドのほうがなかなか届かないブランドよりも魅力的です。納期がどのくらいになっているのかというのはホームページなどで確認できる場合もありますが、問い合わせて確認しておくのがもっとも確実です。
ロット数
どのくらいのロット数から作成可能なのかというのも確認しておきたいポイントです。ある程度まとまったロット数からしか作れない場合、在庫を抱えてしまうリスクが生まれるからです。
逆に、1点から作成可能な場合、リスクは最小限で済みます。できるだけ小ロットからの作成が可能な業者を選ぶのが大切だということもしっかり覚えておくようにしましょう。
サポート体制
サポート体制をチェック
アパレルグッズの制作を依頼する業者を選ぶときは、サポート体制をチェックすることをおすすめします。ただ、サポート体制といっても、具体的にどのようなところを確認すればよいかわからない方もいらっしゃるでしょう。
相談に乗ってくるか確認
サポート体制をチェックするにあたり、親身になって相談に乗ってくれるかどうかを確認することが大切です。たとえば、希望の納期で納品してくれるかどうか、大量発注を受け付けてくれるかなどの相談に乗ってくれるかどうかがポイントになります。
- 品質の高さにはこだわっておくとよい
- グッズの作成にかかる費用も要チェック
- 納期が短いところを選んでおくと安心
- 小ロットから作成可能な業者もおすすめ
自分でTシャツを持ち込むのもアリ!
サポート体制を確認
アパレルグッズの制作を依頼する業者を選ぶときは、商品ラインナップや価格だけでなく、親身になってサポートしてくれるかどうかが重要です。たとえば、既製品以外のサイズに対応してくれるかどうかや、大量注文を受け付けてくれるかどうかなど、あらかじめ相談して確認しておくことが大切です。
自分で用意したTシャツの持ち込みができるかどうか
業者によって扱っているアパレルに違いがあり、希望の商品が見つからないケースも珍しくありません。
とくに、サイズがあわない場合や色の選択肢が少ない場合は、自分で用意したいと思う方もいらっしゃるでしょう。
業者の中には、業者が扱うアパレルだけでなく、持ち込みでも対応してくれるところがあります。
希望のアパレルがある方は、持ち込みに対応した業者を探して事前に相談することをおすすめします。
オリジナルグッズの制作と販売が同時にできる業者がおすすめ!
オリジナルグッズの制作をしたい場合は、ただ制作だけが行える業者ではなく、販売も同時に行える業者を選ぶのがおすすめです。制作ができる業者と販売ができる業者を個別に探すとなると、手間だけでなく費用も余計にかかってしまうことになりかねないので、基本的にどちらも行える業者に絞って探すようにしましょう。
今回紹介した内容を参考にして、オリジナルブランドに挑戦してみてください。
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